CEDEC2025に現地全力参加してきました! – イベント & 最終日
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2025年8月28日
🎮CEDEC 2025 2日目イベントと最終日のレポートをお届けします。
最終日となったこの日は、これまでの2日間とはまた異なる空気感の中、より未来志向なテーマや、ゲーム業界全体のトレンドにフォーカスしたセッションが数多く開催されました。
それでは、いつものように現地で受講したセッションをピックアップしてお届けします。
まずは、前回の続きとして2日目のイベントからお伝えします。
Day.2(7月23日)イベント
イベントでは、2日目に行われたCEDECのイベントなどについてご紹介いたします。
2日目お昼 CEDEC Lightning 2025
CEDECではお昼は50分ほどの休憩時間があります。
そのうち30分を使って5分きっかりで発表する「LightningTalk」が行われました。
会場は4箇所で別れて行われており、30分の間に6名の方が登壇していました。
発表者は時間制限の緊張感もあり受講者は間近で発表を見ることができたため、とても臨場感ある楽しい発表となりました。

CEDEC AWARDS 2025
CEDECでは、コンピュータエンターテインメント開発の進歩へ顕著な功績のあった技術およびゲーム開発にまつわる貢献やその他業界への高い貢献があった情報発信に対して功績を称え表彰が行われます。
今年も様々なチームや人物が受賞されていてとても面白かったです。
出だしでRenderDocの作者が受賞していて自分もお世話になってるツールだったのでいきなりお世話になってます!って気持ちになれてよかったですね。
AWARDSの様子は、配信でも見れるので皆さんも是非見てもらえるとです。
Developers’ Night
夜は開発者同士で懇親するDevelopers’ Nightに参加いたしました。
参加費は追加で6,000円でしたが業界同士で様々な懇親ができたため、支払う価値はあったと思います。
当日はビュッフェスタイルで食事を取って立食する懇親会となっており、パーティーのような雰囲気で楽しめました。

Day.3(7月24日)
「学園アイドルマスター」のコミュができるまで 〜制約の中で光る演出術と制作システムの工夫〜
登壇: 株式会社QualiArts (宇野雅視 / 杉村貴之 / 山城 悠太郎)
原作タイトルが好きで受講しました。
会場では人気IPのセッションということもあり、ファン目線の開発者も多く参加していて、その反応を見るのも楽しかったです。
膨大な会話(66話/5時間)を映像化する制作フローを動画付きで解説し、縦横画面差分や汎用モーション上書き、内製ツール「Uguiss(ウグイス)」などを活用したスクリプター中心のディレクション体制が印象的でした。
スクリプター向けツール設計のノウハウも多く、ツールづくりの参考になりました。
🍽️最終日お昼休憩
引き続き軽食を会場でいただき、お昼休憩です。
余談ですが会場に行くと昔仕事した方や学生時代の知り合いなどと会うこともあり、プチ同窓会が発生して結構楽しいです。
CEDECはゲーム業界関係者の方も多いですが違う分野の方も多く来ており、知り合いでもそうした方が毎年現地参加されているので毎年お話できて嬉しいです。
こうした出会いも現地参加の良いところかと思っています。

AIエンジニアを雇えない小規模スタジオでも戦える!ゲーム開発AI活用戦略と事例
登壇: 株式会社ブラストエッジゲームズ 清水佑輔
少人数でAIを導入する際の障壁や社内説得材料、ツール整備のステップが具体的に紹介され、単なるAIサービス利用ではなく自分用AIツール開発の参考になりました。
生産性は2〜3倍向上する一方で、個人に合わせたAIツール準備には20倍のコストがかかるという視点は新鮮でした。
発表内容は会社のNote記事でも公開されており、詳細はこちらから確認できます。
触って楽しい!『アストロボット』の物理シミュレーションとグラフィックスの舞台裏
登壇: 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント (吉田匠 / 山口太)
触感まで含めた「気持ちよさ」を支える物理シミュレーションと描画技術を学べるセッションでした。
Havok Physics Particlesを用い、小物・流体・布表現までリアルかつインタラクティブに表現。
1万粒規模のパーティクル最適化や水面テッセレーションの動的調整、専用デフォーマによる変形処理など、高度な実装とチューニングの事例が豊富に紹介されました。
こうした触感重視の物理挙動は、インタラクティブ性の高いコンテンツ制作で大いに参考になると感じました。
📝 閉会
以上で、CEDECの現地参加を終わりました。
当日はAI系や大手セッションを中心に閲覧し、今年も非常にレベルの高い内容ばかりで、とても有意義な経験となりました。
明日も朝から仕事があったため、無理せずゆっくり休むことにしました。
昨年は金曜日が最終日でしたが、今年は木曜日が最終日だったため、体調管理にも気をつけました。
余談ですが、毎年非公式で開発者が集まり懇親会を行うイベントがいくつかあり、今回私は参加しませんでしたが、プログラマー同士が交流する「ProCEDEC」などは有名です。
また、ラウンドテーブルなどのセッションでは、懇親会の案内が行われることもあります。

📝 総括

今年のCEDECでは、業界注目の技術やトレンドを幅広く学べ、特に**「AI/自動化の活用方法」**が印象的でした。
AIを活用するためには、導入や運用のための研修・準備コストなど現場に根付かせるための具体的な課題や視点が得られました。
全体を通して学びや刺激が多く、来年も現地参加して最新の動向を追いたいと思える内容でした。
以上、CEDEC 2025 現地レポートでした。ありがとうございました!
※参考リンク
CEDEC 2025公式ウェブサイト: https://cedec.cesa.or.jp/2025/
セッション資料アーカイブ: https://cedil.cesa.or.jp/
CEDEC AWARDS 2025配信: https://www.youtube.com/watch?v=EC1cHVTCKAk